色に治療効果があることは、東洋医学では古くから知られていました。
最近では、目隠しをしていても青い部屋の中にいると体温や血圧が下がり、逆に赤い部屋にいると体温や血圧が上がるということが実験でわかってきました。
人間は色を目だけではなく、皮膚でも感じ取る能力があるということです。こうした結果を踏まえて、現代医学の現場でも壁紙やインテリアの色に工夫を凝らしたり、血圧の高い人に青い服を身に着けるようにアドバイスするケースも出てきているようです。
今日の科学では、色は電波や熱と同じく振動の一種であることがわかっています。 下の波長領域図にあるように、さまざまな振動がある中で、目に見えるものは可視光線と呼ばれ、波長の長い順から赤・黄・緑・青・紫へと変化していきます。
人間の皮膚は紫外線に当たれば日焼けし、赤外線に当たれば熱を感じます。紫外線も赤外線も目には見えませんが、これだけの影響を私達の皮膚に与えます。紫外線と赤外線の間にある「色」が、私達の体に影響を与えるのは当然だと言えるでしょう。

古代の中国では気の遠くなるような年月をかけて、五臓六腑と呼ばれる臓器が、いろいろな刺激によって正常化することを確かめてきました。そうして鍼灸や生薬(漢方薬)とともに、色もまた有効な刺激として利用されてきたのです。
7つの色は、人間の体のすみずみにまである経絡の一つ一つに対応しています。
つまり、たとえば青色は肝・胆嚢系に、黄色は脾・胃系にというように、それぞれの色が影響を及ぼす経絡は分かれているのです。特に経穴(ツボ)にはその感知能力が強いことがわかっています。
氣の滞っている経絡を問診や測定棒で見つけ出し、レインボーパワーで氣のバランスを整えた後、適切な経穴(ツボ)にレインボーテープを貼ります。
このことによって正しく整えた氣のバランスが再び滞るのを防ぎ、治癒へと導くのです。